第2次世界大戦でソビエト人が極めて優秀なスナイパーだったのはなぜか？

ソビエトは冬戦争でフィンランドのスナイパーに遭遇し（あなたのリストの1位はシモ・ヘイハで、そこで戦った）、 その効果を直接見たので、戦争の直前と最中にスナイパーの訓練に多額の投資をしました。 また、訓練するための良い素材 -- （主にシベリアにいる）比較的多くのプロのハンター -- がいた（そして今もいる）。 なお、Ворошиловский стрелокプログラムは、 狙撃兵に特化したものではなく、射撃能力の全般的な向上を目的としていたことに注意してください。

他の スナイパーリストでは、ソ連だけでなく多くの国のスナイパーがリストアップされています。

ソ連が優秀なスナイパーを大量に輩出した理由はいくつかある。

1) ソ連の人口は1億7000万人で、アメリカ、ドイツ、日本、イギリスの人口よりも多かった。他の主戦闘国よりも多くの人材を確保することができた。

2) ソ連の狙撃兵の多くはシベリア出身であった。シベリアはアメリカの「西部開拓時代」に似ていて、戦争が始まるまでは野生動物（や人間）に用心しなければならない場所であった。

3) ソビエトは冬戦争でフィンランドのスナイパーの効果を体験していた。フィンランドの人口はソ連の40分の1であった。「10人中に1人」ということは人口比からすると多いだろう。

4) 戦争のほとんどの期間、ドイツ軍は統合兵器作戦でソビエト軍を圧倒することができた。ソビエトが有利だったのは、スターリングラードのような「都市部」においてのみで、そこではスナイパーが最も有利に使用された。「スナイパイズム」は、ソビエトが不利な状況を打開するための数少ない方法であった。