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VOA-Crimea-Simferopol-airport

プーチンはこの戦争において有効な軍事目標なのか?

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プーチンは、ウクライナの国家元首を、どんな手段を使ってでも軍隊を派遣するのに適した有効なターゲットだと考えているようです。少なくとも、一部の報道ではそのように解釈されているようだ。 ということは、プーチン自身もそうでなければならない、ということにならないか。

たとえモスクワのデスクにいるとしても、他のロシアの高官たちはどうだろう。政治家、あるいは戦争が可能になるように努力する人たち?

ロシアの政界や官界のどこまでが有効なターゲットになるのだろうか?

また、国際法上、誰がその地位に基づいて行動する権利があるのだろうか。ウクライナと正式に宣言された同盟国だけなのか、それとも第三者の個人/グループ/国家がウクライナとの同盟を宣言して有効な主体になれるのか?

回答:2件

ロシアは現在、ウクライナと戦争状態にある。ロシア国内の直接軍事的でない目標(橋や発電所から航空機工場や政府機関まで)に対する攻撃は、戦争法の通常のテストに従えば合法である。

軍隊は、巻き添え被害が予想される場合でも、軍事的被害がそれを上回ると予想される限り、攻撃を開始することができる。 そのため、病院のような保護施設は明確に表示され、他の軍事目的に使用されてはならない(そうすれば必要性テストに合致しない)。

ロシア大統領はロシア軍の司令官であり、合法的な標的である。だから、ウクライナが彼のオフィスやアパートを攻撃できる巡航ミサイルを持っているなら、彼らはそれを試すことができる。 たとえ、そのミサイルが隣のアパートを攻撃する可能性があったとしてもだ。制服を着た歩兵をモスクワまで陸路で送り込み、攻撃を行うことも合法的な手段だ。途中で捕虜になったとしても、ロシア兵を殺しても罰せられることはない。

私服の暗殺者を送り込むことは、対象外である。そのような暗殺者(あるいは「秘密工作員」)が捕まった場合、捕虜はその国内の法制度に従って、刑事裁判で裁くことができる。(だから、戦争犯罪裁判の問題は出てこない傾向がある。通常、殺人未遂で十分なのだ)。 制服や「特徴的な記章」の定義は、戦争法に従って行動する限り、民兵やゲリラなどを認めるためになされたものである。ここでは、ロシアの「礼儀正しいグリーンメン」は、国章がなくても、特徴的であったため、おそらくカバーされていたと結論づけたアメリカの研究を紹介している。

他の国々は、一方の同盟国として、あるいは同盟国でなくとも同じ敵と戦う交戦国として、戦争に参加することができる。(第二次世界大戦中、フィンランドはこの地位を主張した)いったん戦争状態になれば、同じ規則が適用される。

o.m.  さん
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19

V.PutinとV.Zelenskyyは共に戦闘員であり、有効な軍事目標である。

V.プーチンは、憲法第87条に基づきロシア大統領に与えられた行政職であるロシア連邦軍最高司令官として、ロシア軍に対する最終指揮権を有している。

V.Zelenskyyは、ウクライナ軍の最高司令官である。

したがって、両者とも軍に属する戦闘員であり、有効な軍事目標である。たとえ、軍事目標であっても、極めて重要であるため、攻撃は困難である。

前線で敵側にプロパガンダを流すトラックのようなものでない限り、意見を述べるだけで軍事目標にはならないだろう。

Stančikas  さん
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0